人生何があるか分からぬ

葛藤を乗り越えて出産を決意したいちOLの記録

初めての産婦人科

2016年7月下旬。

会社帰りに遅くまでやっている自宅最寄駅の産婦人科へ。
予約は受け付けず来訪順で受け付けるこの病院はとても混んでおり、2時間待ちになるかもと受付で言われる。
それでも急を要しているので待つことに。

診察室へ呼ばれる。
先生は白髪混じりで髭を生やした無愛想な男性。

「男性なんだ」と尻込みしつつ、事前に書いて提出していた問診表の通り妊娠の確認をしてほしい旨を伝え、診察台へ。

足がパカーッと開かれるこの椅子、婦人科検診で経験はあるものの、やっぱり抵抗ある。

「本当に線(妊娠検査薬の)薄かった?しっかり赤ちゃんいますよ!」

診察台横のモニタに超音波で胎児が映る。
心音も聞かされる。
鼓動が早いんだ。

ある程度覚悟はしていたものの、心の中の驚きととまどいは隠せない。

診察台をおり、話を聞く。

続きは次の記事にて。