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人生何があるか分からぬ

葛藤を乗り越えて出産を決意したいちOLの記録

中絶の申込み、そして転機

中絶を決めたので病院を調べることに。

この頃は既に9週だったので急がなくては。

8月初旬だったが、病院によっては早めの夏休みで長期休院の病院も散見される。時期が良くなかったなあ。

 

妊娠初期の中絶は値段も10万円前後とお安く、全身麻酔をかけるので痛みもなく、あっという間に終わるという手軽さに驚いた。

 

早めに決断して良かったかもしれない・・・。

 

家の近くやよく通る場所は嫌だった。

そこを通る度に思い出して辛くなるだろう。

 

色々とネットで調べたり電話で問い合わせながらそれなりに離れた場所、でも行きやすい場所で良さそうな病院を見つけた。

 

予約は不要だったので平日に午後半休をとり、赴いた。

 

先客は3名ほど。

特にお腹が大きい人たちではなかったが、きっとこの人たちは普通に出産するのだろう。

なんとなくそんなことを感じ、いたたまれない気持ちになって小さくなっていた。

 

ほどなくして診察室に呼ばれる。

女性の先生は問診票を見ながら「お産みにならないの?」と。

「仕事が変わったばかりで休めなくて・・・夫とも相談して決めました」と答える。

 

診察台に上がり、中を確認してもらう。

 

このまま手術を受けることを確認し、夫のサインも必要な同意書を渡される。

そして3日後の土曜の朝一で手術を受けることになった。

その前日、つまり2日後の金曜の夕方に子宮を広げる準備をするからそこにも来てくださいと。

 

ふと気になったので聞いてみた。

 

「あの、妊娠を確認した病院では切迫流産の状態と言われたんですけど、手術は大丈夫なんでしょうか」

 

「切迫流産?いや、それはないですよ。

多少血は出ていますけど」

 

え?

 

切迫流産じゃない?

 

だって妊娠確認の診察に行ったの1週間以内だよ?

 

頭の中が「?」だらけになる。

これが大きな転機だった。