人生何があるか分からぬ

葛藤を乗り越えて出産を決意したいちOLの記録

まさかの即入院→入院1日目

出産を決意した経緯も途中で終わっちゃってるのにもう出産したという事実。


とりあえず備忘録として書き留めねば。


予定日は3月頭。


2月中旬から里帰りし、初めての検診日。

検診の内容自体は問題なし。

ただ、気になった前日の話をしてみた。


実は前日の早朝に何かが流れる感覚で目が覚めていた。

でも妊娠してから尿漏れしやすかったし、今回もそうだろうとは思ったものの、匂いを嗅いでみてもアンモニア臭がしない。

もしや破水?

でも破水ってもっとジャボジャボ出てくるものだって言うし…今回はチョロチョロだし…でも自分の意思で止まらないのっておかしいのかな?とりあえずもう一度寝よう。破水だったらもう少し経てば何か他の症状が出てくるかもだし。

と無理に自分を納得させてしまい、生理用ナプキンをあてて二度寝


特に体に異変も出ていないのでその日は愛犬のお散歩など普通に過ごしたのでした。


で、「尿漏れかもしれないけど何か出ている感じがあって」と助産婦さん(助産婦検診だったので)に伝えたら、本院での内診を勧められたのでまぁ何もなければそれに越したことはないし、と本院へ。


そして先生がグリグリと綿棒のようなものを突っ込み(痛かった)、「破水だね。入院。」と聞こえてきた。

助産婦さんが「陽性です」と色の変わった綿棒を見せてくれたものの頭グルグル。

「入院してもらいますので一旦外で待っていて下さい」と待合室に出されたので付き添いの両親に「入院らしくて」と伝えたらそりゃビックリ。


すぐにまた呼ばれて採血をし、次に先生に呼ばれて状況ヒアリング。

破水していた前日の夜には湯船にも浸かってしまっており、赤ちゃんの感染が心配だからすぐ入院しなさいと。


そして重病人のように車椅子に乗せられ、上に上がり、点滴開始。

この点滴は赤ちゃんの感染を防ぐ抗生剤だと。

点滴の針を刺すのを2回失敗され、助産婦さんが代わって3回目でようやく成功…。

点滴の針って太いから痛くて辛かった!

失敗されたところは中で液漏れして腫れてきて痛かったし〜。


それはさておき、てっきり入院→様子見→一旦退院という流れだと思っていたらよくよく話を聞いたらこのまま出産まで持っていくと。

出産するまで帰れないと。

状況によっては促進剤を使用してすぐに出産の可能性もあると。


ええー!?


こ、心の準備が…。


愛犬にもしばらく会えない!


夫にも連絡しなきゃ!とオタオタ。

 

点滴しながら病室に移動。相部屋。

出産後は個室に移動することに。

3人部屋だけど最初から入っていた2人はカーテンを閉め切っていて交流ゼロ。絶対安静なのか、室内にあるお手洗いと洗面台にしか動くこともなく。最終日まで言葉を交わすこともありませんでした…。


検診後にお昼ご飯を食べに行く予定だったけど行けなくなってしまったので病院の朝食の残りをランチとして出してもらいました。

お腹が空いていたのでペロリ完食。


とりあえず両親はお昼を食べに&入院グッズを家に取りに行くため退室。


緊急入院することになったので時間があるときに電話してほしいと夫にLINE。


仕事中だったけど間も無く電話をくれたので状況説明。

冷静な人なのでパニックになったりはしないけど驚き戸惑いが伝わってくる。

そりゃ、予定より半月も早いんだもん。そうなるよね。


今から来てもらっても面会時間には間に合わないし、陣痛が来たらすぐ連絡するからということに。


シャワーも禁止されたので蒸しタオルを持ってきてもらって体をふきふき。


夜9時には消灯。


こうして入院初日の夜が明けていったのでした。