人生何があるか分からぬ

葛藤を乗り越えて出産を決意したいちOLの記録

入院4日目&生後1日目

前日に緊急帝王切開で遂にジュニアが誕生しました。


夜はゆっくり疲れた体を休めたいところですが、全然でした。


まず検温や血圧測定のため、数時間おきに人が入ってきて起こされます。

導尿も続いているのでやはり落ち着かない。

そして上半身が無性にかゆくてかきむしってしまいました。

前期破水で入院したためお風呂に入れない生活が3日続き、蒸しタオルなどで体を拭いてはいるもののキモチワルイのか、「何でこんな目にあんないといけないの!」とイライラしてしまいました。

後で聞くと麻酔の影響で痒みが出ることもあるらしいです。

そして軽く発熱していた影響もあるのかも。帝王切開後はそうらしいですね。手術後はあんなにガタガタ寒くて震えていたのに、暑くなってこれまたイライラ。


お腹も痛み、背中の麻酔カテーテルもたまに追加注入。


ウトウトしては目が醒めるを繰り返し、何とか朝を迎えました。


帝王切開翌日からもう動けるんですね!

早く導尿を外したかったのでやはりお腹は痛んだし麻酔が残っていて足も感覚がおかしくなっていましたが頑張って起き上がり、歩いてみて自力お手洗いもできそうだったので外してもらいました。スッキリー。


昨夜かきむしってしまった上半身は見事に傷だらけ…。


赤ちゃんはとてもお世話できる状態ではないので新生児室に預かってもらってるまま。


緊急帝王切開が決まった前日の15時頃から水分もとれなくなってしまったのですが、12時前にようやく水分解禁になりました。

手術前後は両親・夫と話しまくっていたので喉がカラカラ、とは幸いなりませんでしたがやはり早く水分がほしかったのでホッとしました。


面会時間の14時になり、両親が来てくれて孫(ジュニア)を嬉しそうに眺めたり抱っこしたり。

少し経って会社のお休みをとってくれた夫も義両親を連れてきてくれました。

初孫となる義両親もそれは嬉しそうで。

両家してこの顔は誰々に似ている、このパーツは誰々に似ているなど盛り上がり苦笑する夫と私。


人数が多いので病室にはとても入りきらないと思ったので入院患者用のデイルームでおしゃべり。

病室からデイルームまでのほんの数十メートル歩くのも痛くて辛くて。

点滴台につかまりながらゆっくりゆっくり歩くのが精一杯で両家から心配されちゃいましたが仕方ない。


面会時間が終わり、赤ちゃんはまた新生児室に預かって頂き、私は背中の麻酔のカテーテルを抜去してもらい体の中から1つ管がなくなってスッキリ。


そしてお腹に血栓予防の注射をチクリ。


夜ご飯はお粥。


実際にジュニアが産まれた訳ですが、夫と私のどちらかにソックリ!ではないこともあり(産まれたばかりとは言え)、自分の子という実感が全然湧きませんでした。


よく男の人はお腹で育てられないから自分の子という実感が湧くのも半年遅れと言いますが、夫は私以上に実感が無さそうでした。

帝王切開だったので一緒に陣痛を戦ったわけじゃないし、手術に立会いもできなかったから更に実感が湧かないのでしょうね。仕方ない。