可愛さとプレッシャーの間で
ジュニアは可愛い。
とにかく手のかからない恵まれた良い子で天使のよう。
見た目も可愛い。
男の子なのにバサバサのまつげが可愛い。
赤ちゃんらしい髪の毛も可愛い。生えすぎず薄すぎず。
日々育児をしていると解放されたい!と思うけど、いざ夫や両親に面倒をみてもらってリフレッシュに出てもジュニアがどうしているか気になるし会いたくなる。
早く成長してほしいような、可愛い赤ちゃんの今のままでいてほしいような。
子供が全然好きじゃない私だったのに「自分の子だけは可愛い」という言葉は本当だったなと実感している今日この頃。
ジュニアにちゃんと愛情を感じ、日々しっかりと育児できていると思うけど、先のことを考えると無性に辛くなる。
今はこんなに手のかからない良い子だけどそのうち変わってしまうかもしれない。
夜泣き、後追い、遊び食べ、イヤイヤ期が怖い。
ハイハイしたり歩き出したら一日中目が離せなくなって更に自分の時間がなくなっちゃう。
毎日公園に付き合わないといけないのかな。
虫とか大嫌いなのに持って帰ってきちゃうのかな。
反抗期が怖い。
受験、就職が心配。
お出かけや旅行、夫と2人で出かけるのが楽だったのに子供も一緒か。楽しめるのかな。
毎日その日その日を乗り切るのが精一杯なのにこんな先のことを考えて心配になってどうするんだって感じなのに。
きっと楽しいこともたくさんあるはずなのに。
ジュニアは可愛いのに一生続く手探り育児のプレッシャーと不安に押しつぶされそうな毎日。
子供が独り立ちして穏やかな2人暮らしに戻った老夫婦が羨ましく見えたりして。
ああ、情緒不安定。